BT10②|予想を超えたhCGと夫婦で交わした握手。

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夫婦で気合を入れて自宅を出発し、
早めにクリニックへ到着。

ゴールデンウィーク中日の
営業日ということもあって、
院内は今までで一番の大混雑だった。

血液検査の結果が出るまで
約50分と言われていたけれど、気づけば75分が経過。

「これは3時間、
下手したら会計まで4時間コースかな……」
そんな覚悟を決めながら待ち続けた。


ようやく呼ばれた診察室。
夫と二人で中に入ると、
机の上にはすでに
血液検査の結果の紙が置いてあった。

椅子に座るより先に、
吸い込まれるように数値に目がいく。

hCG:446.5 mIU/mL

……え?

思ったよりも、ずっと高い。

「とにかく100以上」
それが私の、切実な願いだった。


担当は、今日初めてお会いした女医さん。
「陽性出てますね、おめでとうございます」
PC画面を見つめたまま、
機械のように淡々と告げる姿は、
冷静というか、
少し冷たいようにも感じられた。

けれど、
患者が感情のジェットコースターの中にいる
現場だからこそ、お医者さんはあえて
こうした姿勢を保っているのかもしれない。
そんなことをぼんやりと思った。

大きな喜びと、
それ以上の大きな安堵。

静かに診察室を出て、
他の患者さんのいない外へと移動する。
そこでようやく、
夫と「やったね」と
強く握手を交わした。


その後の薬の処方までも
また長い待ち時間があったけれど、
その間にhCGの値から妊娠継続率を算定。

BT10で446という数値は、
本当に心強かった。

これまで、
子宮内フローラ検査の数値を整え、
エストラーナテープや
ウトロゲスタンの時間を必死に守り、
今日まで欠かさず続けてきた。

お腹の卵ちゃんを信じて。
これからは、
ただただ無事な成長を祈る
日々が続いていく。


結局、
クリニックの滞在時間は
初診並みの4時間を超えた。

朝から何も食べておらず、
緊張と安堵で二人ともクタクタ。

帰りは体力をつけるために、
二人でステーキをがっついた!

いつ始まるか分からない
つわりに怯えながらも、
「食べられるうちに食べたいものを」と
自分に言い聞かせる。

一歩、また一歩。
ただ毎日が過ぎるのを、
大切に待ちたいと思う。

◾️今日のクリニック
✔︎ 所要時間:4時間半(過去最長)
✔︎ 検査結果:陽性 hCG 446.5
✔︎ お会計:5,160円
✔︎ 処方薬:エストラーナテープ、ウトロゲスタン追加(9週まで継続)
✔︎ 次回診察:5/11(胎嚢確認)

🌿 今日の整理
✔︎ 判定日の結果:目標を大きく上回るhCG 446.5で、無事に陽性判定。
✔︎ クリニックの状況:連休中の大混雑により、過去最長の4時間半待ちという過酷な一日に。
✔︎ 夫婦の絆:診察室を出た直後、誰にも見えない場所で交わした力強い握手。
✔︎ 今後の展望:5/11の胎嚢確認に向け、9週まで続く薬の補充ルーティーンを継続。
✔︎ 卵ちゃんへの想い:信じ抜いた生命力への感謝と、これからの無事な成長への祈り。




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