体外受精①|とうとう迎えた、採卵当日の朝と手術室のリアル

  • URLをコピーしました!

※この記事は「採卵日の記録」シリーズ①です。
▶②はこちら
▶③はこちら

夜はぐっすり眠れた。
ここ最近ずっと眠りが浅く、夜中に何度も目を覚ましていたから、
それだけで少し救われた朝だった。

6時、最後の坐薬。
寝起きの体にゆっくりと入れる。

7時が水分のタイムリミット。
白湯を200mlほど飲んで、そこからは何も口にできない。


8時過ぎ、夫と持ち物を確認して家を出る。

クリニックには一番乗り。
受付番号は1番。
だけど順番が1番とは限らない。
私たちは院内採精を選んでいるため、
順番は後ろの方になるらしい。

私は先にリカバリールームへ案内される。
カーテンで仕切られた空間。
狭いけれど完全に自分のスペース。


検査着に着替え、1人用ソファに腰掛ける。
イヤホンをつけて動画を流す。

室内は暖かいのに、喉が渇く。
水は飲めない。
待つ時間がいちばん長い。

先に呼ばれた方が採卵室へ。
一人出てくるまで約15分。

その間、夫は別室で精子を準備している。
体外受精だけれど、これは紛れもない共同作業。

やがて名前が呼ばれる。
帽子を渡され、最終確認。
いよいよ。
採卵室に入る。

横になり、足を上げて固定。
思っていたより麻酔は痛くなかった。
そして針が卵胞へ。

モニターが2つある。
一つは卵巣のエコー。
針が黒い丸に刺さり、吸引されていく様子。
もう一つは培養士さんの手元。
吸い出された液体の中に卵子があるか確認している。

私はその両方を見ながら、痛みと怖さと戦った。
看護師さんがずっと肩に手を置いてくれていた。
それが、どれほど救いだったか。
「今から〇〇しますね」
その声かけが、どれほど安心だったか。
体感20分くらいかな。

終わった。
歩いてリカバリールームへ戻る。
お腹はズシンと重い。
生理痛のような感覚。

女性って、本当にすごい。

🌿今日の整理
・採卵当日は想像以上に“待つ時間”が長い
・モニターで採卵の様子は見える
・麻酔は思ったより痛くない
・看護師さんの存在は本当に大きい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次