2026年4月– date –
-
限界の金曜日。糸が切れて、涙がこぼれた帰り道。
不妊治療のこと
金曜日。 今週は、週頭から下半身のトラブルに見舞われた過酷な1週間だった。 予定外の通院に、多発する電車の遅延。 仕事も新年度で何かと慌ただしく、まさに心身ともに削られる毎日。 ヘトヘトで帰宅し、 「栄養を摂らなきゃ」と頭では分かっているけれど、自炊をする余裕なんて1ミリも残っていない。 ただ土曜日の通院日が来るのを待つだけで、気づけば1日が、1週間が過ぎ去っていった。 そんな、今日、金曜日の夜。 やっと1週間が終わったという安堵感。 お股の痒みとお尻の傷の痛み。 追い打ちをかけるように... -
体外受精|連鎖する、下半身トラブル。
不妊治療のこと
体外受精のホルモン補充期。 ようやく始まったと思ったら、やってきたのはメンタルもカラダにも耐え難いカンジダだった。 痒くて、我慢できなくて。 仕事中もなんとか気を紛らわしながら、 病院で入れた膣剤の効果を、ただひたすらに待ちわびる毎日。 そんな最中に、また新たな異変に気づいた。 お股ではなくて、お尻付近の皮膚。 ヒリヒリと染みるような痛みがあって、 トイレットペーパーには、僅かな血がついていた。 「どうしてお尻まで……」ただでさえお股のトラブルでメンタル崩壊寸前なのに、 追い打ちをか... -
男性不妊|男性ホルモン、2ヶ月で3倍の衝撃。
不妊治療のこと
夫の、月に一度のメンズクリニック受診日。 2ヶ月前に受けた検査の結果が出る、大切な日だった。けれど、そんな日に限って電車が遅延しているよう。 18:30の予約だが間に合わないみたいで焦る気持ちを抑えながら、何度もクリニックへ電話を入れた夫。 最終枠の19:00を少し過ぎてしまったけれど、スタッフさんは温かく受け入れてくれたそう。 私のクリニックといい、夫のクリニックといい皆さんに支えられながらこの治療を続けられている。 夫からの報告は、予想もしなかった数字だった。男性ホルモンの数値が、爆... -
夜中に消えた、エストラーナテープ。
不妊治療のこと
お風呂上がりに太ももに貼った、6枚のエストラーナテープ。 眠りについて、夜中にふと目が覚めたとき。……4枚しかない。 寝ている間に、2枚どこかへ消えてしまった。 すぐに目が覚めて「ホルモン補充に影響はないの?」焦ってすぐにAIに尋ねた。 剥がれていた時間の短さと枚数から、影響は最小限だろうという回答。 とりあえず、夜中に急いで予備のテープを貼り足した。 病院からは、「1時間以上貼っていない時間が続かないように」と言われている。 長風呂をするなら、途中で剥がすようにと注意されるほど、この「... -
予定外通院|1分を争う、不妊治療の月曜日
不妊治療のこと
昨夜、やっぱり症状が辛かった。 夜中に何度も目が覚めるほどの、お股の痒み。予定にはなかったけれど、「今日、行かないと無理だ」と明け方心に決めた。 朝。 職場の人員配置を確認すると、幸いにも今日は人数に余裕がある。 「今日なら、私が抜けても迷惑は最小限で済む」 そう確信して、当日の朝に急遽、午前休の相談をした。 そこからは、時間との戦い。 クリニックの電話が繋がる9時30分。 スマホを握りしめて待ち構え、開くと同時にダイヤルした。 「なんとか、午後の仕事に間に合う枠を…」 祈るような気持... -
ホルモン補充|副作用という辛いけど、確かな手応え。
不妊治療のこと
採卵期に飲んだ薬でも、最初は3日間くらい体の不調があった。 今回の移植に備えたホルモン補充期でも、きっと何かあるだろうなとは予感していたけれど。 やっぱりきた、副作用。 「二人で好きなように出掛けられるのは、今しかないかもしれないから」「元気なうちに」なんて言って出掛けた先で、明らかにおかしい感じがした。 頭痛、眠気。あくびが止まらない。 そして、生理直後にも関わらず、おりものが多くてお股の痒みがとにかく辛い。そのせいか、トイレも近い。今回、一番困らされているのはこの痒みだった... -
不妊治療|義母への報告。隠すより、楽な道。
不妊治療のこと
私たちの親族間で、不妊治療のことを知っているのは私の母だけだった。 夫の実家は、少し離れた田舎。 姉が二人いる長男であることや、過去に「子どもを待っている」ような発言がちらっとあったこともあり、変な期待を持たせてしまうのが怖くて、これまで二人で伏せてきた。 けれど、ゴールデンウィークやお盆の帰省話が出てくるこの時期。 移植を控えている私にとって、結果次第でスケジュールが大きく変わる今は、返答に困るタイミングでもあった。 「もうこの際、伝えようか」 私から夫に提案し、休日の今日、... -
30代、それぞれの「戦い」。
不妊治療のこと
私も夫も30代前半 。 まさに周りは結婚、出産、子育て……。 ライフイベントが押し寄せる、真っ盛りの世代だ。 先日、夫が友人と食事に行き、第二子の妊娠報告を受けた。 私もよく知っている夫婦。 その知らせを聞いたとき、私の心に浮かんだのは「おめでとう」という真っ直ぐな言葉だった。 そのことに、自分自身が一番ホッとしている。 もし、これから治療が長引いてしまったら。 授かれない日々がこの先もずっと続いてしまったとしたら。 いつか、周りの幸せを素直に喜べない日が来るのかもしれない。 そんな余裕... -
体外受精|内膜を育てる、エストラーナテープ
不妊治療のこと
通院で処方された、エストラーナテープ。 いよいよ、初めての凍結胚移植に向けた「ホルモン補充周期」が始まった。 この小さな丸いテープには、エストロゲンというホルモンが含まれている 。役目は、私の子宮内膜を着床しやすいように厚く、ふかふかに育てること 。 使い方は、2日に1回の貼り替え 。使用する枚数は人によって違うみたいだけれど、私の場合は1回につき6枚。前回貼った場所とは違う場所に、次の6枚のテープを貼っていく。これを期間中繰り返す。 初回は右足の太ももに6枚全てを貼ってみた。 貼り... -
いよいよ始まる、初めての凍結胚移植準備
不妊治療のこと
最後にフローラ検査の結果を聞きに通院してから、2週間以上。 これまでは採卵に向けて頑張ってくれた卵巣や子宮のリセット期間だった。 採卵後、2度目の生理が来た。 いよいよ、今日の通院から次のステップが始まる。 いつものことだけれど、ホルモンは休日も平日も関係ない。 生理がいつ来るか読めない分、仕事も急な休みの申し出にならざるを得ない。 それでも、いつも快く送り出してくださる職場。 申し訳ない気持ちを抱えながら、 迷惑が最小限に収まる今日の午後を選んで、予約枠を確保する。 毎回、この段取...