不妊治療のこと– category –
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夜中に消えた、エストラーナテープ。
不妊治療のこと
お風呂上がりに太ももに貼った、6枚のエストラーナテープ。 眠りについて、夜中にふと目が覚めたとき。……4枚しかない。 寝ている間に、2枚どこかへ消えてしまった。 すぐに目が覚めて「ホルモン補充に影響はないの?」焦ってすぐにAIに尋ねた。 剥がれていた時間の短さと枚数から、影響は最小限だろうという回答。 とりあえず、夜中に急いで予備のテープを貼り足した。 病院からは、「1時間以上貼っていない時間が続かないように」と言われている。 長風呂をするなら、途中で剥がすようにと注意されるほど、この「... -
予定外通院|1分を争う、不妊治療の月曜日
不妊治療のこと
昨夜、やっぱり症状が辛かった。 夜中に何度も目が覚めるほどの、お股の痒み。予定にはなかったけれど、「今日、行かないと無理だ」と明け方心に決めた。 朝。 職場の人員配置を確認すると、幸いにも今日は人数に余裕がある。 「今日なら、私が抜けても迷惑は最小限で済む」 そう確信して、当日の朝に急遽、午前休の相談をした。 そこからは、時間との戦い。 クリニックの電話が繋がる9時30分。 スマホを握りしめて待ち構え、開くと同時にダイヤルした。 「なんとか、午後の仕事に間に合う枠を…」 祈るような気持... -
ホルモン補充|副作用という辛いけど、確かな手応え。
不妊治療のこと
採卵期に飲んだ薬でも、最初は3日間くらい体の不調があった。 今回の移植に備えたホルモン補充期でも、きっと何かあるだろうなとは予感していたけれど。 やっぱりきた、副作用。 「二人で好きなように出掛けられるのは、今しかないかもしれないから」「元気なうちに」なんて言って出掛けた先で、明らかにおかしい感じがした。 頭痛、眠気。あくびが止まらない。 そして、生理直後にも関わらず、おりものが多くてお股の痒みがとにかく辛い。そのせいか、トイレも近い。今回、一番困らされているのはこの痒みだった... -
不妊治療|義母への報告。隠すより、楽な道。
不妊治療のこと
私たちの親族間で、不妊治療のことを知っているのは私の母だけだった。 夫の実家は、少し離れた田舎。 姉が二人いる長男であることや、過去に「子どもを待っている」ような発言がちらっとあったこともあり、変な期待を持たせてしまうのが怖くて、これまで二人で伏せてきた。 けれど、ゴールデンウィークやお盆の帰省話が出てくるこの時期。 移植を控えている私にとって、結果次第でスケジュールが大きく変わる今は、返答に困るタイミングでもあった。 「もうこの際、伝えようか」 私から夫に提案し、休日の今日、... -
30代、それぞれの「戦い」。
不妊治療のこと
私も夫も30代前半 。 まさに周りは結婚、出産、子育て……。 ライフイベントが押し寄せる、真っ盛りの世代だ。 先日、夫が友人と食事に行き、第二子の妊娠報告を受けた。 私もよく知っている夫婦。 その知らせを聞いたとき、私の心に浮かんだのは「おめでとう」という真っ直ぐな言葉だった。 そのことに、自分自身が一番ホッとしている。 もし、これから治療が長引いてしまったら。 授かれない日々がこの先もずっと続いてしまったとしたら。 いつか、周りの幸せを素直に喜べない日が来るのかもしれない。 そんな余裕... -
体外受精|内膜を育てる、エストラーナテープ
不妊治療のこと
通院で処方された、エストラーナテープ。 いよいよ、初めての凍結胚移植に向けた「ホルモン補充周期」が始まった。 この小さな丸いテープには、エストロゲンというホルモンが含まれている 。役目は、私の子宮内膜を着床しやすいように厚く、ふかふかに育てること 。 使い方は、2日に1回の貼り替え 。使用する枚数は人によって違うみたいだけれど、私の場合は1回につき6枚。前回貼った場所とは違う場所に、次の6枚のテープを貼っていく。これを期間中繰り返す。 初回は右足の太ももに6枚全てを貼ってみた。 貼り... -
いよいよ始まる、初めての凍結胚移植準備
不妊治療のこと
最後にフローラ検査の結果を聞きに通院してから、2週間以上。 これまでは採卵に向けて頑張ってくれた卵巣や子宮のリセット期間だった。 採卵後、2度目の生理が来た。 いよいよ、今日の通院から次のステップが始まる。 いつものことだけれど、ホルモンは休日も平日も関係ない。 生理がいつ来るか読めない分、仕事も急な休みの申し出にならざるを得ない。 それでも、いつも快く送り出してくださる職場。 申し訳ない気持ちを抱えながら、 迷惑が最小限に収まる今日の午後を選んで、予約枠を確保する。 毎回、この段取... -
体外受精|カレンダーを睨む、空白の5日間。
不妊治療のこと
生理開始予定日から、今日で5日。 不妊治療を始めてから、私のカレンダーは「もし今日生理が来たら」という(仮)の予定で埋め尽くされている。次の通院は、生理開始から3日以内。でも、その肝心の「始まり」が来ないから、予約のボタンも押せない。 せっかちな私は、ついつい勝手に試算を繰り返す。 生理が来て、通院して、薬を飲んで。このペースなら、移植はこのあたり。判定日は、ちょうどゴールデンウィークの半ば。 「連休中なら、もし結果がダメでも、ゆっくり落ち込む時間が取れるな」なんて、勝手に「余... -
私と生理②|ピルは、私の「救世主」だった。
不妊治療のこと
※この記事は「私と生理」シリーズ②です。 ▶︎①はこちら 当時の彼であった今の夫が、 生理痛に打ちのめされている私を見て言った。 「ピル、飲んでみたら?」 夫なりに、色々と調べてくれた上での提案だった。 親友も飲んでいたから、名前は知っていた。 けれど、どこか自分には関係のないものだと思い込んでいた。 正しい知識がない。それだけで、選択肢から外していた手段。 夫が見せてくれた情報をもとに婦人科へ行き、 私はピルを服用することになった。 知らなかった。 ピルは単なる避妊薬だと思ってい... -
私と生理①|壮絶な生理痛と、孤独なPMDD
不妊治療のこと
※この記事は「私と生理」シリーズ①です。▶②はこちら▶coming soon… 私は元々、 凄く生理痛が重かった。 学生の頃は日常生活が覚束ないほど。 高校生の頃、下駄箱で動けなくなり担架で運ばれたこともある。 大学生の頃は、 40度近い真夏日に、長袖長ズボン。 お腹と背中にカイロを貼り、屋外のベンチで座ったまま動けなくなった。立ち上がろうとした瞬間、意識を失った。 ふらついてベンチで足を切り、そのまま医務室へ。足に包帯をぐるぐる巻きにして通った夏期講習。 足を縫う怪我をしてもなお、私...